引き継ぎ
AI の担当どうしの引き継ぎ。前の担当の結果を次に渡す書き方
AI に役割を分けて頼むと、前の担当の結果を、次の担当に渡す場面が出てきます。会話をそのまま貼ると長すぎて、大事なところが埋もれます。引き継ぎに書く4つの項目と、まだ決まっていないことの分け方を紹介します。
- 渡すのは、結論と理由だけ。途中のやり取りは渡さない
- まだ分かっていないこと・決まっていないことを分けて書く
- 次の担当には、始める前に分からない点を聞いてもらう
AI に役割を分けて頼むと、調べる担当の結果を作る担当に、作る担当の下書きを見る担当に、と引き継ぐ場面が出てきます。
このとき、前の会話をそのまま貼ると、長すぎて大事なところが埋もれます。会話が長くなるほど、最初の前提が薄れやすいこともよく知られています(コンテキストロット)。
引き継ぎは、人の仕事と同じで、短くまとめて渡すのがコツです。
コツ1渡すのは、結論と理由だけ
前の担当には、次の担当に渡す引き継ぎを書いてもらいます。途中で試したことや、やり取りの細かいところは入れません。
頼み方は、たとえばこうです。
次の担当に渡す引き継ぎを、次の4つで書いてください。
・分かったこと(3つまで)
・その理由や出典
・まだ分かっていないこと
・次の担当にお願いしたいこと
途中で試したことは書かないでください。
- 項目を決めておくと、毎回同じ形で返ってきて読みやすい
- 理由や出典があると、次の担当も自分も、あとから確認できる
コツ2まだ分かっていないこと・決まっていないことを分けて書く
引き継ぎで一番困るのは、分かっていないことが、分かったことのように渡ってしまうことです。次の担当は、それを前提に進めてしまいます。
そこで、「分かったこと」と「まだ分かっていないこと」を、別の項目に分けて書いてもらいます。決めるのが自分のことは、「まだ決まっていないこと」として残します。
- 例:「料金は公式ページで確認済み」と「提供開始日は公式の発表がまだない」を分ける
- まだ決まっていないことは、引き継ぐ前に自分で決めるか、決めずに進めてよいかを伝える
コツ3次の担当には、始める前に分からない点を聞いてもらう
次の担当には、引き継ぎを読んだら、作業を始める前に分からない点を聞いてもらいます。
この引き継ぎを読んで、始める前に分からない点があれば3つまで聞いてください。なければ「ありません」と答えてから始めてください。
- 最初に質問が出ると、思い込みのまま進むのを防げる
- 答えた内容は、引き継ぎに書き足しておくと次も使える
長くなった会話を新しい会話に移すときも、考え方は同じです(新しい会話へ移すときの引き継ぎ3行)。
引き継ぎを、仕事ごとに残すなら
引き継ぎの文は、その会話を閉じると見つけにくくなります。次に同じ仕事をするとき、また一から書くことになります。
CLUBS なら、会話の終わりに「CLUBS にメモして」と頼むだけ。決めたこと・まだ決めていないことが、仕事ごとに分けて残ります。そこに至った経緯も、ノートにぜんぶ残ります。次の担当の AI は、それを読んでから始められます。Claude でも ChatGPT でも使えます。
1 メモして会話の終わりに「CLUBS にメモして」と頼むだけ。
2 決める届いたメモを見て、1ボタンで決めたことにする。
3 読んで次の日、別の AI でも「CLUBS を読んで」から。説明し直さずに済む。
4 判断を速く決めたことと根拠がそろうので、迷っていたことも早く決まる。




- 渡すのは結論と理由だけ。項目を決めて書いてもらう
- まだ分かっていないこと・決まっていないことは分けて書く
- 次の担当には、始める前に分からない点を聞いてもらう
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